ドージコインを企業財務資産として採用へ──ビット・オリジン、DOGE保有拡大のため5億ドルの調達目指す | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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ドージコインを企業財務資産として採用へ──ビット・オリジン、DOGE保有拡大のため5億ドルの調達目指す

  • ビット・オリジンは、5億ドル(745億円、1ドル149円換算)の株式および転換社債による資金調達を通じて、ドージコイン財務資産を構築することを目指している。
  • 同社はすでに1500万ドル(約22億3500万円)の債務による資金調達を完了しており、その大部分を最初のドージコイン購入に充てる予定。
  • この超小型株の株価は、米国時間7月17日午前の取引で28%上昇。

シンガポールに拠点を置くナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)マイニング企業、ビット・オリジン(Bit Origin)は、新たな暗号資産財務戦略の中心として、ドージコイン(DOGE)に照準を合わせている。同社は17日、この戦略を支えるため、認定投資家との間で4億ドル(約596億円)の株式および1億ドル(約149億円)の転換社債の発行による資金調達契約を締結したと発表した。

同社はすでに1500万ドル(約22億3500万円)の債務による資金調達を完了しており、その大部分は最初のドージコイン購入に充てられる予定だ。

ビット・オリジンは、現在ではおなじみの企業戦略、つまりバランスシート上に暗号資産を蓄積するという戦略を踏襲している。このトレンドは、マイケル・セイラー(Michael Saylor)氏が率いるマイクロストラテジー(MicroStrategy)が2020年にビットコイン(BTC)の積極的な蓄積を開始して以来、勢いを増した。その後、他の企業もこれに追随し、ビットコインだけでなくイーサリアム(ETH)、場合によってはドージコインのような小規模な暗号資産にも拡大している。

かつてはジョークの暗号資産とみなされていたドージコインは、活発なコミュニティと著名人の注目に支えられ、現在では暗号資産市場でより大きな役割を果たしている。ドージコインを組み込んだ財務戦略は依然として稀であり、ビット・オリジンの方向転換は注目に値する。

2019年から上場している同社は、上場以来株価がほぼ100%下落。年初来では58%下落し、時価総額は約2000万ドル(約29億8000万円)となっている。だが、17日の発表を受けて株価は下落分の一部を回復し、28%上昇して0.52ドルとなった。

実績が不安定で知名度も低い企業にとって、ビット・オリジンのドージコイン戦略は、長期的な金融ツールとしてのミームコイン、より広義には暗号資産財務戦略の持続可能性へのリスクの高い賭けと言える。

ドージコインは過去24時間で3.6%上昇し、0.21ドルで取引されている。

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